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メーカーによる自主規制で誕生
アダルトゲームが卸売業者を通して市販されるまで、ソフ倫やCSAの審査を必要とする。というのも、177事件や沙織事件をきっかけに90年代から規制の目にさらされる様になったからだ。しかし、ソフ倫の審査には批判もあり、構成員がいるメーカーへの審査が甘い、部分審査であり後で回収騒ぎになるという問題があった。
チェック不備による回収騒ぎ
後者の例が2001年のアージュの「君が望む永遠」のモザイクの不備による回収騒ぎである。以降、アージュはソフ倫を脱退。メディ倫(現CSA)を結成。メディ倫は完全審査とソフ倫よりも規制が少ないという事で参入メーカーを増やしていく。
義理の妹をテーマにした作品
一方、ソフ倫は規制を緩めたが、そのことがかえってメーカーやユーザーの不信感を生んでいく。しかし、「シスタープリンセス」のヒットにより、兄弟姉妹の近親相姦ものではなく、義理の兄妹をテーマにしたねこねこソフトの「みずいろ」、サーカスの「D.C.ダ・カーポ」といった名作がソフ倫を通過。同時に過去作のリメイクは設定が修正される形になっていった。 |
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